薬剤師が解説|スキンケアって冷蔵庫で冷やしても大丈夫?

薬剤師が解説|スキンケアって冷蔵庫で冷やしても大丈夫?

1.「スキンケアは冷やしたほうがいい?」という疑問

暑い季節になると「化粧水やオイルを冷蔵庫に入れて使っています」という声をよく聞きます。  
ひんやりして気持ちいいのは間違いありませんが、成分的にはそれって大丈夫?と不安になる方も多いのではないでしょうか。

今回は、薬剤師の視点から「冷やしてもいいスキンケア、冷やさない方がよいもの」についてお話しします。

2.薬剤師目線で見る|スキンケアと温度の関係

化粧品や医薬品には、それぞれ**「使用時の温度帯」や「保管環境」までを考慮した処方設計がされています。とくに化粧水や美容液などのスキンケア製品は、基本的に常温(15〜25℃程度)での使用や保管を前提**に作られていることがほとんどです。

ところが、冷蔵庫内は5℃前後とかなり低温のため、こうした製品を冷やしすぎると成分の分離や変質、使用感の変化を引き起こす可能性があります。
特に注意が必要なのは、油分と水分を乳化して作られているアイテム(乳液やクリームなど)や、防腐剤を極力抑えたナチュラル処方の製品です。これらは温度変化に敏感なため、冷蔵庫での保管によって本来の安定性が損なわれるリスクがあります。

「ひんやりして気持ちいいから」という理由だけで冷やしてしまうと、かえって肌への効果が弱まってしまうこともあるので、製品の特性に合った使い方を意識することが大切です。

3. 冷やしてもOKなスキンケアとは?
すべてがNGというわけではありません。  
むしろ、冷やすことで効果的に使えるアイテムもあります。

【OKな例】

精油をベースとした植物オイル(未精製ではないもの)

冷却を前提とした処方設計がされているアイテム

温度による安定性が担保されている商品(遮光瓶、酸化対策済など)

【NGな例】

乳液やクリーム系(油水分離のリスク)

発酵エキス系(温度変化で成分の変性が起こりやすい)

防腐剤無添加製品(保存条件により菌繁殖の恐れ)


4.薬剤師がすすめる “冷やして使える”オイルケア

実際に私自身も使っている、冷やしても安心して使える処方のオイルをご紹介します。

\大賀薬局が開発/

天然由来のオイル成分だけで構成されており、温度による変質の心配が少なく、冷やしても固まらないオーガニック美容液。



敏感肌やアトピー赤ちゃんでも使える安心安全の成分。
冷蔵庫で冷やして使うことで、火照ったお肌をひんやりケアします。

全身使えるマルチオイル!

化粧水前の導入液として
保湿力・キメの整ったお肌へ導く美容液として。
マッサージオイルとして
ヘアケアやハンドケアにも◎

夏にオイルは避けがちですが、エアコンや紫外線でダメージを受けたお肌にこそオイル系のスキンケアは最適。

ミラクルシードオイルはべたつかず、軽いテクスチャでさっと浸透するの夏にも使いやすい処方です。

今のスキンケアに満足できない方に是非一度使ってほしい商品。
チェックしてみてくださいね。

商品詳細はこちら!

https://ohga-pharmacy-shop.com/products/10ml

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